[TRINITY VOL.10]
「ポジティブでいられる方法を見つけることから始めましょう」
 瞳さんインタビュー
「目に見えない世界は、本当はすぐとなりにあるんですよ。それに気付いてほしい」と瞳さん。
リーディングは瞳さんとクライアントのハートチャクラを通じて行う。すると愛に通じるものがみえるという。様々な種類のセッションやリーディングを行う能力者がそろうマザーで、瞳さんは人気の能力者の一人。セッション中、扉越しによく笑い声が響いてくる。
「ハートを中心にみるので、その人の宇宙、行くべき道がみえるんですね」
――ある日のセッションは、4年間家族同然に暮らしていたペットがなくなって、ショックを受けていたK子さん。話を聞き終わると、瞳さんはすぐに告げた。「白い犬でしょう？メッセージがある、自信を持ってと言っている」。K子さんの表情がぱっと明るくなった…。「辛い出来事は必ず変化の前触れ。すべてには必ず意味がある。だけど、そこで自分を見失ってしまっては意味がないんです」 幼い頃から、その能力が備わっていた瞳さん。鍼や整体の仕事を経て、女性の幸せのために働きたい、という思いが高まった。現在リチュアルマスターとして活躍し、セッションには魔法の道具類を使用。儀式をサポートしてくれる様々な存在を召還する。来てほしい存在だけを呼び出せるのでとても安全なのだそうだ。「セッションで感じるのは、罪悪感や孤独感を感じている女性の多いこと。もっと強く、もっと自尊心をもって生きてほしい」私さえ我慢すれば、という自己犠牲も捨ててほしいという。なかなか自分のことはわからない。コンプレックスや劣等感が足かせになっていたりも。ポジティブでいられる方法を見つけることが大事。「見えない世界も大切ですが、現実世界において幸せであることがとても大事。女性は親、会社、配偶者、社会通念など、いろいろなものに押さえつけられてる。「愛されたい」思いが満たされないとお金や物質で埋めようとする…。だから、幸せいっぱいになる方法を一緒に探します」
もともと鍼灸師でもあった瞳さんは、鍼を再開することも考えているという。以前は肉体だけにアプローチすることに疑問を感じていた。しかしスピリチュアルな能力にも磨きをかけ、経験も積んだ今なら、よりパワフルな鍼治療ができる。鍼の良さは肉体の気を直接動かすことができること。
「鍼をさすと、エネルギの流れがよくなります。体と心の悩みを同時に解決できるんですよ。痛くないし、跡も残らない。婦人科系の悩みがある人にもおすすめ」
近日中に実現しそうな「スピリチュアル鍼灸」（！？）、ぜひ試してみる価値はありそうだ。
「トラウマを解消し、天使のメッセージを受け取って」（水落さん）
「トラウマは、自分がわかっているものだけじゃないんです」意識にのぼらず、忘れられているものこそやっかいだ。記憶の底に封印され、ある時何かの拍子に目を覚ます。そんなトラウマに効果的なのがクリスタルのパワー。 縁切りやカルマ落としなどの儀式系セッションを得意としている水落さん。クリスタルヒーリングはクリスタルのパワーでヒーリングをしながら、ヒプノセラピーを同時に行うのが特徴。 石はその高い波動で、チャクラのエネルギーをかきまぜる。必要な石が、鍵穴にしっくりはまるように置かれると、石はぴたりと張り付いて、跡さえつく場合がある。しかし必要のない石は、なぜか弾き飛ばされたりしてしまう。 水落さんの手で石が置かれてゆく。どの石を置くのかは、状況を見ながら決める。この日、ハートにはオレンジの石が置かれた。
「"いまこそ飛び越えるとき"というガイドの声があって。置いてみいたら、彼女のエネルギーとすぐなじんだから、今の彼女に必要だったようです。 水落さんの誘導で、途中で石を取り替えたりしながらヒプノセラピーを行い、必要なメッセージを伝えたり、エネルギーを補給してヒーリングは進んでいく…。「トラウマが解消されると、ギフトがもらえます。流れをふさぐじゃまものがなくなると、持っていた宝物を発見したりするんです。だから、自分の能力をもっと発揮したい人にいいですね」 クリスタルの恩恵を浴びながらのヒプノは、誰かに見てもらうのでなく「自分で見て感じる」ことができる。「タイムマシンを操縦するようなもの」と水落さん。
「言葉をもらって初めて気がついた、という場合もありますが、ガイドを通して受け取るメッセージは何となく自分でも感じていた、というのが多い。クリスタルヒーリングを受けることによって物事がスムーズになったり、これからのビジョンが鮮明に見えたり…」
癒しと気づきを見出す手段のひとつとして、そして自分の可能性を探る手段として、ぜひクリスタルのパワーを感じてみて欲しい。
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